名古屋の名物の1つとなっている「ういろう(ういろ)」。
名古屋の「ういろう」は米粉を使用しており、もっちりとした弾力のある食感や懐かしさを感じるお米の風味が特徴的です。
各地で名産品としてさまざまな「ういろう」が販売されていますが、名古屋には日本最古のういろう販売店ともいわれるお店があるんです。
今回は、名古屋で人気ランキングにも入るおすすめのういろうをご紹介します。
ういろうが苦手だった人でも「美味しい!」と感じるようなういろうを味わえますよ。名古屋のお土産にもおすすめです!
名古屋のういろうおすすめ人気ランキング!
餅文総本店
「ういろう」といえばこの店です。創業360年以上、日本最古のういろう販売店といわれており、伝統的な味を守り続けている老舗「餅文総本店」です。
厳選された最高級の米粉を使用し、職人による伝統の製法で作られた餅文のういろうは、もっちりとした歯ごたえと歯切れの良さが特徴です。
定番の「生ういろう(357円~)」や贅沢な味わいを楽しめる「極上外郎(756円)」、季節限定のういろう、わらび餅とういろうの食感を併せ持つ「わらびういろ(675円/5個入り)」
など、さまざまなういろうをういろうを提供しています。
ういろうを買うならココ!お土産を買うならココ!と言われるぐらい人気のあるお店です。
おすすめういろう:わらびういろ
住所:愛知県名古屋市南区豊2丁目36-24
営業時間:9:00~18:00
定休日:年中無休
電話番号:052-691-5271
通販:あり
公式HP:餅文総本店
青柳ういろう
明治12年創業の「青柳ういろう」も人気店の1つです。
140年以上の歴史を持つ「青柳」のういろうは、お菓子作りへのこだわりをもった職人の技によって作り続けられています。
もっちりした食感と上品な甘さが口の中に広がる青柳ういろうは、1本432円から購入できます。
味も白・くろ・小豆・さくら・抹茶・上がり(こしあん)・珈琲・など豊富な種類に加え、季節限定の味も用意されていいます。
地元の方たちからも愛されているういろうがここにはあります。
おすすめういろう:青柳ういろう
住所:愛知県名古屋市中区大須2丁目18-50
営業時間:10:30~18:00
定休日:水曜日
電話番号:052-231-0194
通販:あり
公式HP:青柳ういろう
大須ういろ
昭和22年に「ういろ」を作り始めてから今に至るまで、「ういろ」作りと真摯に向き合い、おいしさを追求し続けている「大須ういろ」。
米粉と砂糖というシンプルな食材だけで作り上げる蒸し菓子「ういろ」の伝統を守りつつ、時代に合わせた味や形であらゆる世代の人を楽しませてくれています。
例えば、一口サイズの「ういろ」にバーを刺した「ウイロバー(756円/5本入り)」、自分で仕上げる「ういろモナカ(270円~)」など、「ういろ」というお菓子の魅力を引き立てています。
レトロな中にモダンを感じる、そんな新しい「ういろ」に出会えますよ。
おすすめういろう:一口ういろ
住所:愛知県名古屋市中区大須2丁目18-42
営業時間:9:30~19:00
定休日:無し
電話番号:052-201-2000
通販:あり
公式HP:大須ういろ
虎屋ういろ 名鉄百貨店
大正12年に三重県伊勢市に和菓子屋として創業、昭和13年にういろ専門店となった「虎屋ういろ」の老舗の味を名鉄百貨店でも購入できます。
昔からある黒砂糖で作られたういろを基にさまざまなアレンジを加え、定番のういろ(400円~)や季節限定のういろなど約35種類の味を楽しめます。
ういろには小麦粉が使用されており、もちもちとした弾力のある食感が特徴です。
いつ行っても新しい味のういろを楽しめる、おすすめのお店です。
おすすめういろう:栗ういろ
住所:愛知県名古屋市中村区名駅1丁目2-1 名鉄百貨店本店B1階
営業時間:10:00~20:00
定休日:名鉄百貨店の休日に準ずる
電話番号:052-585-2193
通販:あり
公式HP:虎屋ういろ 名鉄百貨店
雀おどり總本店
「雀おどり總本店」は、江戸時代末期の安政3年創業、7代目まで引き継がれてきた老舗のお菓子屋さんです。
伝統のせいろ製法で、厳選した米粉を使用して作り上げられたういろは、もっちりとした弾力のあるシンプルな味わいが特徴です。
こちらの代表銘菓ともいわれる「黒ういろ(230g/432円・七寸/900円)」は、沖縄産黒糖を使用した昔ながらの味を楽しめます。
和の雰囲気を感じる店内で、お茶とういろのサービスを提供されることもあるとか?!
ういろや和菓子が好きな方に、ぜひ足を運んでいただきたいお店です。
おすすめういろう:黒ういろ七寸
住所:愛知県名古屋市中区栄3丁目27-15
営業時間:10:30~19:00
定休日:無休
電話番号:052-241-1192
通販:あり
公式HP:雀おどり總本店
御菓子司 菊屋
御菓子司 菊屋は昭和9年創業の老舗で、創業以来、ういろの風味や持味をより一層高めるため、独自の製法や配合を開発し続けてきたそうです。
その結果、味・歯切れ・舌触り共に精錬された仕上がりになったとのことですが、実際、ういろを敬遠していた人でさえ「美味しい!」と感じるういろを味わえます。
ひと味違う菊屋の「ういろ(500円/1本)」の味は、白・抹茶・桜・黒糖の4種類。
ういろの王道の味のみを提供しているところにも、ういろへのブレないこだわりを感じますね。
売り切れることもあるようなので、予約して購入することをおすすめします。
おすすめういろう:ういろう(白)
住所:愛知県名古屋市中区葵2丁目14-2
営業時間:9:30~19:00
定休日:不定休
電話番号:052-935-3873
通販:あり
公式HP:御菓子司 菊屋
五条五ツ橋製菓
五条五ツ橋製菓は昭和23年に創業された、長い歴史を持つ老舗です。
地元素材にこだわり、お土産や手土産だけでなく日ごろのおやつとしても食べてもらいたい、そんな想いを込めて「ういろう」を提供しています。
人気商品の「わらび外郎」は、愛知県産小麦粉と国産本わらび粉を合わせて作られており、風味ととろけるような食感が絶品と評価されています。
茶処愛知県西尾産のお抹茶を贅沢に使用した抹茶味のういろうもおすすめです。
おすすめういろう:わらび外郎
住所:愛知県名古屋市中村区大秋町2丁目92
営業時間:月~金曜日…09:30~17:30、土曜日…9:30~15:15
定休日:日曜日
電話番号:052-482-0080
通販:あり
公式HP:五条五ツ橋製菓
山田餅本店
昭和2年創業の「山田餅本店」では、毎日、毎朝つきたてのお餅を提供しています。
一つひとつ心を込めて作り上げる和菓子の中に、季節を問わず販売されているお菓子の1つが名古屋名物の「ういろ」です。
「三角黒ういろ(140円)」は名前の通り三角の形をしていて、黒砂糖のコクをしっかりと感じる懐かしい田舎の味わいを楽しめます。
小麦粉を使用して作られているこちらの「ういろ」は固めで弾力があるのが特徴で、米粉を使用して作られるういろうとは違う食感を楽しめます。
おすすめういろう:三角黒ういろ
住所:愛知県名古屋市瑞穂区瑞穂通1丁目18
営業時間:9:00~19:00、日曜日…9:00~18:00
定休日:火曜日、第3水曜日
電話番号:052-841-1501
公式HP:山田餅本店
本場!通販できる名古屋のういろうはここ!
- 餅文総本店
- 青柳ういろう
- 大須ういろ
- 虎屋ういろ 名鉄百貨店
- 雀おどり總本店
- 御菓子司 菊屋
- 五条五ツ橋
※山田餅本店以外はういろうの通販があります。
ういろうとは?まずいと聞くけど本当…?
ういろうとは、米粉や小麦粉、わらび粉などに砂糖を混ぜ、温水などで練り上げた生地を蒸して作る和菓子です。
名古屋ではうるち米の米粉を使用して作るういろうが一般的で、弾力性のあるお餅のような食感が特徴的です。
地域によって使用する粉類が異なるため、同じ「ういろう」でも食感や風味が異なります。
ういろうの誕生は室町時代といわれており、現在に至るまで親しまれている日本の伝統的なお菓子なのです。
まずいと言われる理由
日本で長い歴史を持ち、各地で売られている「ういろう」ですが、まずいと感じる人も多いようです。
そう感じる理由は大きく分けると3つあるようです。
1つ目は「食感」です。「ういろう」には、もちもちとした独特の食感がありますが、苦手な人にとってはこの「ねっちょり、もっちり感」が嫌だと感じるようです。
2つ目は「味」です。「ういろう」の材料はシンプルなので、優しい甘さと風味が特徴的ですが、苦手な人にとってはこの「はっきりしない味」が、まずいと感じてしまうようです。
最後の理由は、「本当に美味しいういろうに出会ってないから」です。
ういろうは苦手と思っていた人が、老舗のこだわりのういろうを食べて「ういろうに対する概念が変わった」「また食べたいと思った」と考えを変えることもあるんです。
一度、ういろうに対する苦手意識を捨てて、本当に美味しい「ういろう」を試してみませんか?
まとめ
名古屋で人気ランキングに入る美味しいういろうを提供しているお店をご紹介しました。
名古屋の名物お菓子というだけあって、伝統的な作り方で美味しいういろうを提供している老舗が多いですね。
昔ながらの形や味にこだわっているお店もあれば、製法は変えずデザイン性や味にアレンジを加えるなど、若い世代の人にも親しんでもらえるようにしているお店もありました。
通販で購入することも可能なお店が多くありますので、名古屋に住んでいない方でも美味しい本場の「ういろう」を楽しむことができるのは嬉しいですね。
ういろうが好きな方、美味しいういろうを探している方、ぜひ名古屋のういろうも味わってみてください。